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2010年8月18日 (水)

悲嘆と寂寥

「お父ちゃん思いの外アカンタレや」

ため息をつき、ボーッとし、時を選ばず寝たがるダンボをみて娘が笑う。

自覚もしている。

008

ダンボは生涯上回ることのない「悲嘆」は経験済み。

4歳前の長男を亡くした時の悲しみに比べたら、カミサンに先立たれた悲しみは軽い。

コマ切れだが寝ている。 三度三度娘の作ってくれる食事が摂れる。 時々涙をこぼす。 ちゃんと便通がある。

長男が「汎発性腹膜炎」でこの世を去った、虫垂炎の手遅れだった。  

葬儀が終わるまで、寝たのも食べたのも記憶になく、涙は1滴も出なかった。トイレで水のような便しか出なかった。

心だけでなく肉体が悲しんでいるのを知った。

家族を写した8㎜ムービーから息子の姿を切り取り新たに繋いだ。

悲嘆を和らげるのにダンボはこれしか思いつかなかった。

息子の姿を収めたフィルムは20年間封印した。

究極の「愛別離苦」を味わって免疫があるのに・・・・・

この淋しさは一体何だ!

半世紀以上に亘って共有した時の重さか?

家の隅々、至る所がカミサンとセットになって存在している。

秋が近付いている。

嫌だな~

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コメント

悲しみに免疫はないと思います。
そんなの、逆に悲し過ぎます。
けど、その分、優しくなれるんやと思います。
無理に元気になろうとせんでも、今は「あかんたれ」でもエエやないですか。
けど、体は大事にして下さいね。
奥様もそれは喜ばはらへんと思います。


先生の今のお気持ちすごーくわかります。
私もいまだに兄嫁のことを思い出しては「あ~居ないんだ」っておもって悲しくなってます。
でも先生、電話で私に言ってくださったことを思い出してください。
でも今はまだ充分思い出に浸ってください。
そして体調に気をつけて頑張ってください。

☆ひろ子はん
ダンボは謙虚だと思っていました。でも、今、「生」にも「死」にもまだまだ傲慢なところがあったと反省しています。
どちらも自分だけのモノではないとカミサンが教えてくれました。
これからも、よろしくお願いします。

☆Keiさん
ありがとう、自分を大事にします。まだまだ生きて皆と会いたいものね。カミサンも喜ぶだろうし・・・

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