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2009年4月15日 (水)

おくりびと

 TSUTAYAで「おくりびと」のDVDを借りた。

 002 ブームも去ったのか?未貸し出しが多かった。

 新作なので1泊2日しか借りられない。

 二人だけで観るのは勿体ない。身内に電話したら、つれあいを亡くした義妹と義弟夫婦がやって来た。

 7時に5人がそろって鑑賞を始めた。

 ハイビジョン画質で絵の美しさに魅せられる。レンタルテープとは格段の違いだった。

 日本映画として名作・傑作には違いない。日本アカデミー賞総なめ間違いなし。

 でも、よくアカデミー賞を勝ち取ったと思う。

 欧米の死者に係わる文化を知っているわけでないが、外国映画でも葬儀屋さんが遺体に手を加えて生きているようにするのを見たことがある。だから、職業としての納棺師は理解できるだろう。

 でも、あんなに優雅な作法で無駄ない動きで死者の尊厳を傷つけず送り出す日本の職業人に、茶の湯や禅と共通するものを見つけ審査員を動かしたのではないだろうか?

 (私だって、あのような丁寧さを経験したことがない。地域性なのか?)

 それだけではない。胸を張って人には言えない「納棺師」。主人公が仕事を通して生まれる悩みと誇り、他の命を美味しく食べながら生きる悲しい性までも、ユーモアを交えて描いている斬新さに与えられた賞だと思った。

 (職業に貴賎なしと、お題目を並べるより、これを教材にした道徳教育をしたらよい)

 これほど交互に笑わせ泣かせ考えさせる映画は珍しい。

 「よかった。よかった。」と口にしながら、義妹達が帰った。

 阪神対中日TV中継を犠牲にしたのは惜しくなかった、かえってよかった。

 9対2で負けていたので・・・・・・・

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コメント

見んほうがよかったです、阪神戦。 も~~~~(>_<)!!でした。
見たほうがよさそうですね、「おくりびと」。 見たいと思いつつまだなんですが、ちょうどきのう、来週、ある研修会に一緒に行く友だちから、研修会の後映画行こう・・・と連絡があったとこです。「おくりびと」にしよう!!

「おくりびと」観ました。アカデミーを取った翌日が母の命日だったので丁度と言うのも何ですが一人で行ってきました。何故一人かというと2月は私の父と母の命日月ですが夫は全然覚えて無くて話題にも上らず、何となく「そんなものなんだ〜」って複雑な思いがあったもんで・・・。  「おくりびと」は人の道というか倫理が押しつけがましくなく、山崎も本木に対し、本木も広末に対し言葉で説くところがないのも良かったです。 納棺師を目指す人が多くなったとか、しかし現実は厳しく辞めていく人が殆どらしいです。

『おくりびと』は昨年の9月?に観ました。『葬式』があのように厳粛に家族や大切な人達との別れの場であるなら『死』も怖くないですね。現実は葬儀屋さんがまず葬儀の値段交渉にやってきます。そして、喪主は様々な思いの中に見栄らしきものも混じり金額を決めます。又、お寺さんへ渡すお布施が半端じゃない。戒名も金額次第。勝手に戒名って付けられないものですかねぇ!どのような送り方をしてもらうかは生前に家族に言っておきたいなぁ!枕元で親しい人達に思い出を語ってもらい涙のひとつも流してもらったらそれで良いかな。ダンボの読者の方がたはどのようにおかんがえですか?

ぽこさんへ 必見の映画です。レンタルDVDで見てもスペクタクルじゃないから大丈夫感動できます。というより、われわれの様な耳の遠い人間は戻して台詞を聞き直せるから便利でした。
Chikoさんへ 何とも印象に残るタイミングで鑑賞したのですね、心に沁みたでしょうね、山﨑の演技が凄かったと思います。ふぐの白子を旨そうに食べるのと遺体に死化粧をするのとが、同じいのちへの愛情だと感じさせますから・・・・
cookieさんへ 伊丹十三の「お葬式」という名作がありましたね。人の死と儀式としての弔いが別のものを「おくりびと」と違う角度から見せてくれました。本当に一度賑やかに語り合いたいですね。ただ、言えるのは、死は自分のことでも葬儀は遺族のことであり、強く望んでもどうにも出来ない部分があることです。

ダンボさんの仰るとおり、葬儀は遺族のものなのですね。私の父の兄は自分の葬式についてそれは長く指示をしたものを残していましたが現実10分の一も聞いてやれなかったし、私の父も墓は作るなと言っていましたが母が内緒で作った墓に化けてくることもなく入っています。だから私は子ども達にもし私が死んだら葬式は好きなようにやってくれて良い、ただ私は不信心ながらもクリスチャンなので戒名だけはつけないでと言っています。遺されたものがその時の状況に応じてできるようにやればいいと思っています。

自分の好みで葬儀をするなら生前葬をし、本物の死は献体して大学へ直行する。遺体がないのでアッカンベ~するのが面白そうですね。

見てきました「おくりびと」、きのう。映画館で。
よかったです。「いい映画」だったと思います。言葉で伝えるのではなく、無理にわかってもらおうとするのでもなく・・・という登場人物の姿勢は映画そのもののあり方でもあったなあと思います。
声出して笑って、涙ぽろぽろ流して泣いてきました。

ぽこ独り言でたっぷり読ませてもらいました。まだまだ感動できるものが多いし、感動できる自分があるのも幸せですね。お互い感動をブログでキャッチボールしましょう。

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