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2009年4月29日 (水)

再びゾウの話

 4月17日「止まらない」に記事にした水野敬也著『夢をかなえるゾウ』を読み終えた。

 一口に言って、本の袴に書かれている通りのエンターテインメント小説で面白かった。でも、面白いだけでは150万部を超える売り上げはないだろう。

007  ダンボが文科省の高官なら、中学・高校の道徳教育テキストにする。

 「成功したい!」の要望に応えてガネーシャ(ゾウ頭で人間の身体を持ったインドの大衆神)が主人公に与える課題は、(靴をみがく)(食事を腹八分目におさえる)(人の欲しがっているものを先取りする)(会った人を笑わせる)・・・・と29項目も続く。

 そして、その一見無価値な課題が如何に大事かを、古今東西、世界中の成功者のエピソードを使って説明する。

 最後には「成功する」という個々の価値観に踏み込む。

 『成功だけが人生やないし、理想の自分あきらめるのも人生やない。ぎょうさん笑うて、バカみたいに泣いて、死ぬほど幸福な日も、笑えるくらい不幸な日も、世界を閉じたくなるようなつらい日も、涙が出るような美しい景色も、全部全部、自分らが味わえるために、この世界創ったんやからな』・・・『世界を楽しんでや。心ゆくまで』とガネーシャは言って消える。

 自分と他人、いや、森羅万象も運命も総てを好きになり、楽しく感謝して生きるのが人生の成功者ではないか。そう作者が主張しているように感じた。

 それにしても、原作を見事に変身させたテレビドラマだった。

009  脚本を担当した山岡真介とは一体どんな人物?グーグッたら、やはり注目のTVドラマも手がけていた。(ホタルノヒカリ)(OLにっぽん)他

 テレビの「夢ゾウ」の破天荒ぶりに比べたら本は随分と大人しい。

 ハードディスクに残っている「夢ゾウ」も当分そのままにすることにした。

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