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2009年1月23日 (金)

言葉の力

 朝刊に「オバマ米大統領就任演説全文」が載っていた。

 このネタは世界中のブログに何千万と投稿されていると思うし、今更ダンボの意見も感想もカスみたいなものだが書かずにはいられない。

 残念ながら訳文しか読めないし、どれだけ真意が伝わっているか心配だが、簡単に読み飛ばすには勿体ない内容なのは、最初の部分で伝わってきた。

 独善的だったアメリカの弱点を正直に口に出している「暴力と憎悪の広大なネットワークとの戦い」「一部の者の強欲と無責任の結果の経済弱体化」「難しい決断が出来ず新時代への対応の遅れ」「健康保険・学校教育における落伍者」「エネルギー対策の遅れ」etc

 市民の皆さん・・・で始まった演説は、未だに世界一の超大国である誇りを自慢するでなく国民みんなの結束で取り戻そうと呼びかける謙虚さに満ちていて、好感度の針が振り切ってしまうのを止められない。

 戦争世代で、心の隅にアメリカに対する憎しみを消せない人は多いだろう。何百万の非戦闘員の日本市民を原爆や焼夷弾で焼き殺し引き裂いた国だ。アフリカで中東でベトナム・朝鮮などのアジアで、中南米で、アメリカ基準の正義を振りかざして武力を行使し虐殺を厭わなかった国だ。世界の環境対策に反対を唱え、安全保障理事会で最多の拒否権行使をする国だ。

 でも、根強い差別の残る中でテロや暗殺から守って黒人の最高権力者を選んだ国だ。日本でその真似が出来るのか?

 そして、その黒人大統領が国民に格調高く語りかける言葉の力をヒシヒシ感じる。

 演説半ばを過ぎてから、変わるのはアメリカだけでなく世界も変わると、問題を抱えた世界の国々に言葉が及び、手を差し伸べるのも約束する。

 自国の首相の就任演説は聞いていないので、軽はずみなことを書くかもしれないが、Aさんは世界に向って喋っただろうか?先ず望むのが無理でしょうね。

 バラク・オバマが演説原稿の総てを書いたとは考えられない、きっとブレーンも控えているだろうが、自らの言葉として人々に伝える力にエリートとはこんな人物を指すのだと思った。

 アメリカを良い国にしてくれ、アメリカが世界に善良を押し付けず良くなったら、世界も良い方向に変わるのは必至だと思うから。

 

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

やっと楽しい横浜から帰ってこられましたね。待っていました!ダンボさんのブログにこの記事がのることを。ナント、私はオバマさんの演説に涙をこぼさんばかりに感動していました。米国の人民にだけでなく世界の人々に対しても呼びかけておられたのだと感じました。核のない国を目指しどの宗教にたいしても尊重し・・・・この言葉を言ってるのがあの超大国アメリカの大統領。密かに暗殺を企てる人々が暗躍しているとか。そうならないよう、願っています。せっかく21世紀に明るい希望の芽が見えたのですから。わが国のA氏ですか。あの方は自分の能力が分からないのですね。きっと任期いっぱいまでやりますよ。しかし、これも国民が選んだ結果ですから仕方が無い。でももしかしたら、アメリカのように国民がこの国の形を考えてステップアップする期間なのかも・・・。そうは思われませんか?

追伸:、オバマさんが就任式の後イスラエルに電話をしたのでもしやとの危惧があったのですがやはりイスラエル支持を表明しました。アメリカ経済に力のあるユダヤの人々やアメリカの武器を使用しているイスラエルを無視することはできないだろうと思っていたのですが・・・。平和は理想ですかね。

 あまり過剰な期待はできないでしょうね。オバマが困るのは内なる敵だと思います。産業界や裏社会をバックにつけなかったら政治が日本より難しい国だと思いますから・・・・でも、ベストでなくてもベターな大統領と、期待はしています。
 国内外にいる狂信者の犠牲にだけはなって欲しくないですね。

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