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2009年1月11日 (日)

平成の木口小平

 尋常小学校の勉強をした人はこんな文句を読んだことがある。

 「キグチコヘイハ テキノタマニ アタリマシタガ シンデモ ラッパヲ クチカラ ハナシマセンデシタ」

 訳の判らぬ低学年生の修身の教科書の一節だ。

 木口小平とは、1894年(明治27年)日清戦争成歓の戦いで突撃ラッパを吹いている最中に敵弾に当たって倒れたが、死んでもラッパを離さなかった美談の持ち主だ。

 その忠君愛国の精神と責任感を幼い児童に植えつける格好の材料になったのだ。

 この話、軍の創作ともいわれ眉唾ものだが、そんなことはどうでもよい。

 日曜日に放映される各局の政治番組で、政党間の討論を聞かされて、もう飽き飽きした。

 自民党の言うことも公明党のいうことも、判で押したように同じ事の繰り返し。野党の追及が定額交付金にしても、派遣切りにしても、明らかに矛盾を突いていてもデジタル音声のように返ってきては、無力感が漂い不毛の議論になってしまう。

 待ち望んだ総理の座を手に入れたAさんは、木口小平のように手から離さないし、不協和音が奏でられ内心Aを小ばかにしている連中も、今は忠勤を励むの2_004か得策とゴマスリに終始する。

 チョッと待て、木口小平とAさんを重ねるのは気の毒だ。木口小平は時代遅れだが私利私欲はなかったし、職務に純真だった。「忠君愛国」をチョッと変えて「愛国・国民奉仕」だったら、道徳の教材になっても良い人物だ。

 そうだ、猿山の猿の中に撒かれた餌を誰にも渡さず掻き集め、頬っぺたに詰め込んで平然としている猿がいる。

 そっちに近いなんていったら、国の最高権力者にたいし失礼だわな~。

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コメント

以前から与党であることを必死で守ろうとして野党の意見に耳を貸さない自民・公明のお偉方には辟易としています。そして、マスコミはすぐに「政局にしている」との情報を垂れ流します。このマスコミの報道そのものがすがり付くようなかすかな国民の希望を打ち消し、与党政権を長引かせているのではないかと腹立たしく思います。この冬空と同じ心境ですね。

 確かに最近のマスコミは変だと思いますね。明らかに自民党よりだと思っていた新聞の世論調査の結果が、朝日新聞より麻生支持率が低かったり、その社の大ボスが野党党首と接触したり。マスコミが政局を動かそうとするように感じる時があります。自民党への同情を引く手もありますから、狸と狐の化かし合いの片棒を担いでいる気がします。

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