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2008年11月27日 (木)

心変り

 図書館へ「寂聴源氏」の巻二を返しに行った。

 本棚には巻五まで貸し出されていた。ガッカリしたがホットもした。

 読み始めは面白く源氏物語をかなり身近に感じながら読んでいたが、少し食傷気味になってきた。

 瀬戸内寂聴の現代語訳は、妙に生々しい。

 そもそも雅な王朝物語とはいっても、主人公が稀代の色男で色好み。

 中流以上の女性(下層階級は人でなく風物みたいなもの)に片っ端から粉をかけ、忍んで行ってモノにする、女性の鼻が赤かろうが、怨霊に取りつかれようが、見識が高かろうが、見境なしに相手するこまめな男だから、生々しくなるのは致し方ないだろう。

 005 でも、生々しいのに物語の展開が読解力不足でスッキリしない。

 図書館の本棚に円地文子訳の源氏物語が隣合せに並んでいた。立ち読みしたら「花散里」がスッキリ頭に入ってきた。

 良し!浮気しよう物語り並に!カウンターにあるだけ持っていって借り出した。

 家で調べたら源氏物語の現代語訳は、有名どころで「与謝野晶子」「谷崎潤一郎」「円地文子」「田辺聖子」「瀬戸内寂聴」「橋本治」があり、他に18人も挑戦している。

 そして、円地訳は「様々な箇所に原文にない全く創造的な加筆があり・・・」と解説がついているので嬉しくなった。

 創造的なのはわたし好みだ、現代語訳というより翻訳でいいのだ。

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