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2008年9月 6日 (土)

モディリアーニ

 絵を一目見て作者を当てられる画家は大勢いる。でも、それは代表作から類推した作者の一面でしかないと今日は思い知った。

005  大阪の国立国際美術館で開かれている「モディリアーニ展」で見たのは、若い頃その退廃的な妖気に興奮したものばかりではなかった。

 膨大な数のクロッキーに圧倒される、見ているうちに頭がおかしくなった。人体なのに、胴体と尻と太腿と陰部としか目に入らない、まるでトルソーだった。

 003勿論、頭も手足も描いてある。でも、それはモディリアーニの重要な画題ではない。

 パネルで彼が彫刻家を目指していたと知って納得した。

 次は、アフリカ原始美術の影響だった。これは死ぬまで作風に残って底でつながっているピカソを感じた。古代ギリシャ建築の柱カリアティッド作品群も感動はしなかったが驚いた。

 私なりの大発見!「モディリアーニは手足の指を描くのが不得意だ」

 クロッキーの段階から感じていたが、油絵で確信した。肖像画は上半身手が描いていないのが圧倒的に多い。描いてあっても、義手と見紛うのが008_2 ある。

 疲れた身体に鞭打って大阪まで来た値打ちがあった。

 お昼は、中之島倶楽部のオムライス。

 1時間近く待たされた。でも、食べて満足。3回目だ。

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