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2008年5月10日 (土)

時代小説

 先日から時代小説の虜になっている。図書館で借りた司馬遼太郎の初期の作品集「大阪侍」と「軍師二人」を、寝る前床の中で読む。短編だから1つ2つ読んだら夢路に入る。

 長いこと読書は、評論・エッセイ・旅行記が主で、時代小説は宮部みゆきと藤沢周平ぐらいしか読んでいなかった。

 恥ずかしながら、NHK大河ドラマの原作に幾つも使われた、司馬遼太郎の時代小説を余り読んでいなかった。そのせいで司馬作品の歯切れとテンポに飲み込まれてしまう。

 改めて時代小説の魅力をダンボ的に分析すると次のようになる。

1)フィクションとノンフィクションの混血である。膨大な資料とその綿密な調査検証によるものだろうが、古文書の一部分を膨らませ肉付けして人間を誕生させる創作力に感動する。

2)広辞苑にもない語彙がある。例えば「人屏風」「すて眼」「京弁」「氷心」等が使われているが文脈に沿って読んだら、すんなりと解るし表現に最適と感じる。

3)お目にかからぬ熟語に出会う。例えば「念者」「耿耿一片コウコウイペン」「鑚仰サンゴウ」等、ヘェ~と物知りになった気分にしてくれ過去にも戻れる。

4)身近な場所や史跡が登場する。大阪侍の中の『泥棒名人』に、こんな下りがあった。「・・・小角(役の行者)は、熊野山塊のなかに小さな盆地をみつけ、ここに信貴山でとらえた夫婦の鬼を住まわせて、子々孫々までこの仏地を守るように命じた・・・」この地はダンボにとって浅からぬ因縁の地だ。

005  後2編で、借りた本を読了する。続きは家にあった。

 「竜馬がゆく」全5巻。今迄ツンドクで置いてあったがセイドクすることに決めた。

※昨日(筆が進まず今日になった)ブルーな記事を書いた後で日記を読み返したら、去年の5月9日に「阪神9連敗、もうシーズン終わった」と書いていた、日記が落下傘を開いてくれた。日記さまさまだ!

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コメント

今年の連休は長女一家や子ども達が通っていた高校の卒業生(私の息子も同然)の二家族(一家族は東京から来ていて泊まり)などが集まり合計13人でペンションなみの賑やかさでした。子どもも中二、中一、小6、小5が4人、4歳と8人が入り乱れ久々に楽しい連休を過ごしました。
時代小説は私も大好きで「太平記」「新平家物語」「徳川家康」などいろいろかなり読みましたが恥ずかしながら司馬遼は私には堅くてドロップアウトしました。本は想像の世界が広がって楽しいですね。もっとも最近は娯楽ミステリーばかりですが・・・。
最近のご活躍すごい!でも身体を壊さないようにね。また、虎に興奮しすぎて血圧を上げないように。

 Chikoさんの連休は楽しいけれど、想像するだけでも疲れて寝込みそうです。やはり、後期高齢者になると、帰った後のダメージが・・・・・
 司馬遼太郎は、敬遠してはダメですよ。我々(ゴメンな)は時代小説といえば吉川英治とか野村胡堂がお馴染みですが、司馬作品もひけをとらない面白さがあります、短編から手をつけてみたら?

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