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2008年3月

2008年3月31日 (月)

メガ文字

 今朝の朝刊から大きな文字になった。多くの新聞社が3月中にそうなったようだ。

 文字を大きくし、一段の字数を今までと同じ12文字にしているから、1ページが15段から12段になっている。

 見やすくする、読みやすくする、親しみやすくする・・・目に負担をかけないと高齢化社会の泣き所をつく理由もある。

 でも、本当の理由は見えてこない。

 活字離れで購読者が減る傾向にあるからではないだろうか?

 新聞に目を通す時間がたっぷり出来た私にとっては、内容が少なくなる方が、見やすくなるより面白くない。記事は減っても、広告面積は一向に減っていないから。値下げしないで内容量を減らした包装食品と変わりない。

 ただ、今朝の1面の記事は見出しで数えると1昨日と変わりない。記事の記述が簡略にされ、要点が読者に入り易く知恵を絞って書かれているらしい。

 情報主体の社会面はそれでいいかもしれないが、文化面など文章そのものに価値ある紙面はどう考えているのだろう?

 でも、まあ100%新聞に目を通すものなど皆無。広告を含めて70%を読む人は稀だと思う。

 それに、携帯にも刻々と無料の情報が入ってくる。

 無駄を省くのに、新聞は文字だけでなく思い切った簡素化が進むかも知れない。

2008年3月30日 (日)

体が二つ欲しかった日

 3日前。

 「義父さん、今度の日曜、30日ですけど、身体あけて下さい。阪神・横浜戦チケット、ゲットしましたから・・・・・それも、京セラドームのVIPルームですよ。」

 「え~~~~っ。殺生や、30日は絶対ダメや。」

 「何でです?知り合いの社長から貰った絶対手に入らん券ですよ!」

 「う~~ん、半年前から頼まれている、踊りの会の撮影や、どうしようもないわ」

 「残念ですね、じゃ」

 と、2女夫婦とRYOの親がドームへ阪神の応援に行った。

 私は、撮影機材を下げて会場へ。

 この日本舞踊の発表会、記録ビデオを頼まれてもう20年近くになる。

 撮影に失敗は許されないので緊張の連続だ。日本舞踊に縁のなかった最初の頃は、失敗ばかりした、踊り手の動きの方向が分からず。あっと言う間にフレームアウトし、舞台だけ虚しく映っていたりする。

330_001  最近では、慣れたもので適当にズームアウトして凌ぐのが上手くなった。

それに、立ち姿で踊り手のレベルの凡その見当がつく。経験は初心者をベテランにしてくれた。

 それにしても、残念無念!孫悟空になりたかった。7対0で勝ったからいいものの、負けていたら応援に行けなかったのをもっと後悔しているだろう。

 2女から「すご~~く良かった」という電話も、耳を素通りさせた。

2008年3月29日 (土)

他所のジジババは偉い!

 海外のドギュメンタリーを観ていると、出稼ぎに行く若夫婦の子ども、即ち孫を預かっている風景が出てくる。

 中国の農村でも、ブラジルでも、トルコでも、東南アジアの国々でも貧困地帯はどこも同じようである。

 当たり前のように、年寄りは孫を親に代わって育てながら、出稼ぎ先の息子夫婦の仕送りを待っている。

326_020  所変って、我が家では、春休みに入ったRYOとYUを預けにくる。勿論、親は出稼ぎではないが、中国の民工並に忙しい。

 そして、仕送りが届くどころか、持ち出しだ。

 ついこの間まで、病後療養に孫のマリが滞在していたが、これは大人だから手はかからない。皿洗いや留守番もしてくれたのでかえって助かった。

 一方、体の成長著しいRYOとYUだが、精神的に質問癖と天邪鬼と反抗期と生意気がごちゃ混ぜに成長しているから、扱いにくさは猛獣並みだ。

 外遊びをさせねばと、鬼ごっこでもしようものなら、ジジの目の前が暗くなってしまう。

 それに、体力が兄を上回ったYUの兄弟喧嘩が凄まじい。仲裁するのに骨が折れることおびただしい、もう面倒くさくなって、頭の一つもハッ飛ばしてしまう。

 つくづく、中国やブラジルのお年寄りは偉いと思う。

2008年3月28日 (金)

あらたにす

 マイPCでインターネットを開く。画面のお気に入りのフォルダに中に「あらたにす」が加わった。

 ネットの画面を見る時間が又延びた。

 朝日・日経・読売がインターネットでその日の新聞の1面記事やそれぞれの範疇の主要記事を並べて見せるサービスは画期的だと思う。

325_017  トップ画面に3つの新聞が並んでいるが、自称、発行部数世界一1000万部という読売が右端になっているのが面白い。

 A新聞の販売員に腹を立て、Y新聞を購読し始め、ズルズルと読み続けてきたが、不満は燻っていた。

 それが表に出たのが、昨年11月19日の記事「事の軽重」だった。

 「あらたにす」は、その不満を和らげてくれる。特に、トップコラム朝日の「天声人語」や日経の「春秋」が読めるのがありがたい。

 もう一つ「新聞案内人」のコーナーで3紙の取り上げの違いが、明快に解説されていて溜飲の下がる思いがする。

 昨日の「イラク開戦から5年で分かったこと分からないこと」は、Y新聞の論調にフラストレーションの溜まっていた気分を晴らしてくれた。

 まだ、目を通していない方に、このサイトはお勧めだ!

2008年3月27日 (木)

借景・訪問客

 開発が進むにつれて我が家は包囲され、すり鉢の底に建っている家になってきた。

 324_002 とはいっても、南西側は細い川と道があり、石垣の上のSさんの地所に大きなのり部分があるから、その方向の閉塞感はない。

 最近は手入れ不足になったが、Sさんはのりに各種の花木を植えている。初春の今が見頃だ。ロウバイが終わってヤマザクラ・ボケ・ユキヤナギ・レンギョウ等などが咲き誇っている、芽吹いたばかりの柳の黄緑も鮮やかだ。

 居間や離れの癒しの間からは見えないが、キッチンのブラインド越しに見事な借景を楽しめ幸せだ。

 朝の荒れ庭に訪問客が来た、ヒヨドリだ。枝から降りて歩いていた。今は独身だが、カップルで訪れる時期が来ると期待している。

325_014  でも、隣地が埋め立てられ殺風景な地肌をさらした今年は、めっきり訪問客が少なくなった。残念!

 かつては、ムクドリもメジロもウグイスも来ていたし、スズメなんかは集団で厚かましくテラスのプランターの中で虫を漁っていた。

 質量ともに廃れていく自然だが、我が家の周辺にまだ残っていて幸せだ。

2008年3月26日 (水)

ねじれ大好き

 日銀総裁が政府の思い通りに決まらない責任は野党にあり!

 暫定税率が継続できなかったら責任は野党にあり!

 そんなことにでもなったら、日本は国際的信用が地に落ち、経済活動がストップし、地方自治体は赤字に苦しみ、ひいては国民全体が塗炭の苦しみを味わうような脅し文句が横行している。

 とくに、権力にヨイショしたいマスコミはターゲットを民主党に当ている。まるで参院で多数党になり、政治を自民・公明党の思うがままに出来なくしたのを悪逆非道の行為のように囃し立てているのはどうしたもんだ。

 朝刊に面白い記事があった。「暫定税率廃止の場合、1世帯 年3万2千円負担減。第一生命経済研究所の試算。合計で家計の負担が1兆6千億円。企業負担も1兆1千億円軽くなる。国内総生産(GDP)が08年度は0.2%、09年度は0.1%下がるが、10年度には減税効果で、上昇する」

 流石「サラ川」企画するだけの系列会社だ。廃止のメリットを忘れず庶民の味方の見方をしてくれる。

 あまり車に乗らなくなったから、得するのはそれ程でもないだろうが、税負担が軽くなるのは大賛成!何故なら、4月から「後期高齢者医療制度」が始って、我が家の健康保険料が大幅アップそれも年金から天引きされるからだ。

 そもそも、後期高齢者医療制度なるもの、2006年の通常国会で医療制度改革法案の中に盛り込まれていたらしいが、ハッキリした事を当事者である高齢者がどれ程知っていただろう。数で支配していた政府与党が思うがままに決めたことに違いない。

 日銀の総裁が決まらず、日本経済がどんなダメージ受けたの?

 政府が発行している国債を、金融市場を通し、お札を印刷している日銀に大量に買わせていない?

 小泉内閣が歴代自民党政権で群を抜く290兆円の国債(借用証書)を発行できたのも、言いなりになる日銀総裁のお陰じゃなかったの?本来独立機関の日銀が思い通りにならなかったら困るのは誰よりも政府なのでは?

 ねじれ大好き。シャンシャンと民意を蔑ろにされるより、決まらずにもつれもつれたほうが、その先に最大公約数が発見できる気がする。

 

 

2008年3月25日 (火)

ゆだねる結末

 「薔薇のない花屋」が終わった。何か物足りなさを感じたのは、野島作品への思い入れが強すぎるせいだろうか?

 でも、巧みな結末だと思う、単純な勧善懲悪物語ではない。そもそも、人には人それぞれの生き方があり、全面否定は誰も出来ない流れがある。

 孤独に慣れ耐えられる人間は、無償の善意なんぞ、かけるのもかけられるのも只ウットウシく、まやかしにしか思えないだろう。曇りない善意の方は、かけるかけられるの意識がない。

 同じ孤児院育ちの英治と舜が、正反対に歩んだ道の結末を、視聴者に委ねている部分が沢山あった。

 飛行機の中で舜が捨てた彼女のDVDを見て涙するが、それだけ!善意の塊だった英治は幸せな将来を予見させるが、キーになっていた雫との絆も霧の中。

003  圧巻はラストシーンだった、顔の見えない人物が(万引き少年?としか思えないが、舜に代表される負けた孤独に見えた)、薔薇を置くようになった花屋へ英治と美桜を尋ねて来て、何時来てもいいと受けいれてもらう?

 どの様に視聴者が解釈しても結構!という突き放しがある。しかし、愛の強さ、善の清らかさは作品から充分に伝わった。

 ああ終わっちゃった。

2008年3月24日 (月)

決める!

 4月7日の同窓会。最終打ち合わせで京都駅のホテル「グランヴィア」で幹事4人が集まった。

 駅ホテルを選んだのは、他都市から参加者の利便と、初めての会場で興味をもってもらう狙いがあった。

 京都市以外の参加者が14名で半分近かったとはいえ、ほとんどが関西圏。横浜市から3人、市川市から1人来て貰えたのでホッとした。

 但し、会費は参加しやすい¥10,000にしたから、台所事情はかなり苦しい。

 あり難いことに前回の繰越が9万円を越えているので、幹事の手腕を疑われる程赤を出さなければ、マッいいかと気が大きくなる。

 飲み物コースは年を考え最低のAで¥1,700。これは簡単に決まる。料理は5タイプあっても、下から3番目で赤字だ。仕方なく洋食卓上ブフェの¥7,800コースに決定。

 残金は¥500だ、これで写真を含めた諸費用は捻出できない。因みにホテルに写真を頼んだら、¥1,300~ とんでもない!

 決めるのは簡単ではない。「良かった」「楽しかった」と全参加者に言って貰いたい幹事の見得がある。でも、年を重ね価値観がガチガチに固まりかけている?年代に、通用する平均点は無い!幹事の決断しかない。

324_013  返信封筒はホテルから提供してもらう、写真は幹事がデジカメでとって手札大で我慢してもらう。後は、我々の誠意溢れるサービス精神で納得してもらう・・・・で、決着をつけた。

 終わって4人がカフェでホット一息。ホテルを出たら観光シーズンを迎える京都駅が目の前にあった。

 

 

2008年3月23日 (日)

甦る喉の熱さ

 定年退職後も、何回か目の回る忙しさがあった??気がする。喉元過ぎれば熱さを忘れる諺通り、詳しくは覚えていない。

 私学の理科専科教員をしながら、民生児童委員をしながら、朗読ボランティアをしながら、地域自治会の役員をしていたのだから、現職並に忙しかったに違いない。

 私学を退職したら、民生委員の役職がつき始め、忙しさは減らなかった。でも、年3回海外旅行に出かけるゆとりがあった。

 民生委員15年で定年退職してから、忙しさの質が変った。家事と孫の相手、福祉は地域限定。ボランティアは忙しさより楽しさが勝っていて、余裕005 綽々。

 ところが、この年度末、ガラッと様子が変ってしまった。

 降ってわいた老人会の会長。健康のため20年間続けている気功体操クラブの会長。昨年決まっていた小学校同窓会の幹事。それぞれの役職に庶務的事務の付録がついている。

 ここ当分、8時間労働だった。スケジュールは表は空きの日が少なかった。

 忘れていた喉元の熱さが甦る。でも、熱湯も飲み込んでしまえば只の思い出として残るだろう。

 見方を変えれば、便利使いされているとしても、まだ世の為になる自分が有り難いと思う。

 一つ一つコツコツやるさ。きっとポックリ死ねるだろう。

2008年3月22日 (土)

楽しみ最終回

 来週の月曜日、「薔薇のない花屋」の最終回を迎える。

088  どこの局のTVドラマも視聴率低迷に苦労したらしい。

 ダンボのようなテレビ人間でも、今クールでまともに見たのは「薔薇のない花屋」と「あしたの喜多善男」ぐらいだ。

 他には「エジソンの母」や「鹿男あをによし」や「1ポンドの福音」を漫然と見ていただけ!不作のシーズンといえる。

 視聴率でみたら、断トツの「薔薇」でも18.23%。後、私が観たのは10%から下ばかりだ。「あしたの」など7%という無残な結果。

 ダンボは、視聴率などを評価の基準にしない。自分で「面白い」しかない。

 その点で「薔薇」は群を抜いていた。やはり野島作品の魅力だと思う。

 話は、裏切られ、落とし入れられ、踏みつけにされ、誤解され、あらゆる非道な扱いにも耐え、人を愛し善意を失わない主人公。

 この荒唐無稽な人間模様を首を傾げながら肯定してしまう。野沢マジックにひっかかった。

 「あしたの喜多善男」と共通する部分があるとみた。殺伐とした時代だから「無償の人間愛」を求め憬れてしまう。

 とに角、最終回が待ち遠しい。最終回は「ファインモード」で録画予約をしてある。

 もう一つ、ダンボが観た5本のドラマで、3本の脚本を男性が担当している。脚本は女性というダンボの固定観念が崩れたのは大きい。

2008年3月21日 (金)

一気に春

 二日泣いた空が今朝は笑顔だった。

 周りで春も笑い出した。

001  先ず、遅咲きの「茶花用・白椿」

 大根島の行商の小母さんが、職員室まで抱えてきたのを買った。ボタンも買ったがボタンは残念ながら植え替えに失敗し008 て去年枯れた。

 アジサイの新芽は鮮やかだ。寒肥を忘れたのに健気なヤツ。

 009 去年は植木の手入れをして貰わなかった。

 モクレンは伸び放題の枝に数え切れない蕾をつけている、大丈夫かな?

 カミサンが適当に買ってきて適当に植えた花達も輝いていた。

011  今年は、ニューフェイスのアマリリスがいまだ健在で、玄関を華やかに飾っている。

 何よりも嬉しかったのは、枯れてしまったと諦めていた鉢植えのマユミの枝から小さな小さな葉っぱが出てきたことだ。

 春はいい!何がなくても春は気持ちを明るくする魔力がある。

2008年3月20日 (木)

25%うっかり

 4月の上旬に同窓会がある。昭和16年小学校を卒業した私達の集まりだ。

009  満で80歳になる同級生が32人集まることになった。場所は京都駅のホテルグランヴィア京都、他府県からの参加を視野に入れ決めた。

 私は、昨年次回幹事の一人に選ばれて、忙しい思いをした。男2人女2人の4人だが、パソコンを扱えるのが私一人なので、どうしても重心がこちらに偏る。

 名簿の点検と修正、案内状の印刷から発送、返信ハガキの整理とコメントの一覧表作り・・・・

 芸は身を助けるというが、高齢者の場合は芸が身を追い詰める。

 99通発送したハガキで、返ったのが66通。66%の回収率は上々だ。何しろ鬼籍に入った友人も2人いるくらいだから。

 返信の中で32人が出席する。約3分の1が参加してくれる同窓会なら年を考えて文句なし。

 返信ハガキが年を感じさせ可笑しかった。旧仮名づかい旧漢字は幼い頃の教育の成果が感じられ愛嬌だが、返信用ハガキに私の名前につけた「行」の字を「様」に訂正しないで返ってきたのには驚いた。無訂正が17通・25%だ。差出人は礼儀正しい常識人だから、年のせいは侮れない。「御中」と直してあったのも1通あり、まだ会社人間を引きずっているのかと心配になる。

 年を重ねると、うっかりミスが多くなる、気をつけなくちゃあ。

 まぁ~返事出すのを忘れるよりマシだけど!

2008年3月19日 (水)

よこ並び

 カミサン79回目の誕生日。これで後9ヶ月間、私と同い年の夫婦である。

 皮肉屋は「円満(厭満)で素敵(素のまま敵)な夫婦ですよ~」と自嘲しているが、まあ、他人からの羨望とも呆れともつかない言葉を、気にしないゆとりと甲羅が身についた。

 カミサンを病院に送る。先日、胃カメラ検査でポリープが見付かり、切片を採ったが、その検査結果を聞きに行く。

 結果は良性だった、誕生日より、そちらがより目出度い。

 娘達からお祝いメールが入った。

 中でも日頃から孫共々大層な世話をかけている滋賀の末娘からは

 「ケーキ焼いてる。夕方に突撃予定。バアちゃんには内緒ね、サプライズで・・・・。」

 一大事だ、私は午後は朗読ボランティアで帰りが遅くなる。

 朗読が終わったら早々に帰った。もうRYOもYUも到着していた。

 T2008_001早速二人とカクレンボ、ご飯の支度はどうするの?

 娘と一緒に、パスタを湯掻き、「辛子明太子スパ」と「各種野菜のサラダ」「カボチャのスープ」を作った。

 短時間にしては上出来!味も賞賛に値する。娘が自慢するが助手のダンボの功績も評価してくれ。

T2008_010  食後は、いよいよ最近ヤケに凝りはじめた娘の手作りケーキだ。 バアちゃんの顔がほくろまでリアルに描かれていて、切って食べるのが気の毒と言ったのは最初だけ。切り刻んで見事平らげた、これも旨かった。

2008年3月18日 (火)

開いた

005_2  開いた!アマリリスの花が艶やかに・・・・

 残念なことに、カーテンの傍に置いてあったので、開け閉めする際に花を一つ落としてしまった。

 しかし、その痛手を苦にすることもなく、見事に咲いてくれた。

 我が家でアマリリスが開花したのは初めてだ。感慨一入!

 美しさを残そうといろいろカメラで狙ったが、結局TVのディスプレーバックのが晴れだっている。

 贈ってくれたEちゃんに感謝・感謝。未だ花茎を出さない片方が気になるが焦らず待とう。

 世の中一気に春めいて、我が家の荒れ庭に色彩が増えてきた。

 自然が美しく装っているにもかかわらず。人間世界はどうだ!

 チベットで騒動、金の亡者の跋扈、税金を我がもの顔に浪費する天下り役人、株や為替で泣き笑い、多数の横車がままならず反対を悪に仕立てる政治家、等々 何と浅ましく汚いこと・・・・

 美しい花でも見て心入れ替えろ!

 そんなこと、できる訳ね~~か?

2008年3月17日 (月)

お祝いダブル

 嫌になる程スケジュールが立て込んだ。カミサンの誕生日をお祝いする時間が無い、何よりも優先するのは難しい状況だ。

 仕方なく、ちょっと早めの祝いをすることにし、京都の町の見渡せるW・Mホテルのディナーを予約した。

 そのレストランに決めたのはダイレクトメールのオマール海老と、カミサンの誕生月の10%割引券に釣られたせいもある。

009  予約をすませた後で、ヒロのことを思い出した。カミサンが早速電話したら京都にいるので、ついでに合格祝いをしてやることにして、1名追加。

 ロビーで待ち合わせたが、定刻10分前になっても来ない。電話すると母親(長女)が車で送ってくる途中だとか、ヒロを送ってそのまま返すのも気の毒と、又1名追加。

 結局4人でテーブルを囲み、ダブルのお祝いになった。

 メインのオマール海老が出される時は、VIPでもないのに、テーブルまでシェフが挨拶に来た。ミーハーぶりを発揮し、シェフと一緒に記念撮影。

010  デザートの皿に、誕生日と合格おめでとうの文字がチョコレートで描かれていた。またもや、記念撮影、場慣れしていないのがミエミエ。

 ウェイターも偶然長女の知り合いだったウェイトレスもリラックスできるサービスをしてくれて、心地よい夕食ができた。 

 さあ、明日からは生協から届いた冷凍食品で食費を抑えなくてはなるまい。

※メンテナンスが始るようだ、ブログが途切れるかも?

2008年3月16日 (日)

鶏の話

001  「てんとうむしだより」が届いた。貰える立場でないが、園長先生にビールの賄賂を使って手に入れ、楽しみながら毎月読ませてもらっている。

 何しろITの時代に園長手作り、野性味溢れる保育の面目躍如の内容だ。クスクスニヤニヤし、RYOやYUを思い出しながら愛読している。

002  今月の<鶏ニュース>コーナーに「おじいちゃんの白菜が大好きで『おいで~』と言って葉っぱを見せると走ってくる鶏」「抱っこを要求する鶏たち~」「人間の言葉がわかる!?鶏たち」「絶品!!てんとうむしの鶏タマゴ」等園で飼っている4羽の鶏の頬笑ましいエピソードが並んでいた。

 思い出引き出しが一つ開いた。

 その昔、私も学校便りに毎月寄稿していた。その一つ

 「学校で飼っているチャボは、私の家にいた時は、人の姿を見かけただけで逃げ回るような、それはそれはイジケて愛想のない鶏でした。夜明け前から大声でときを告げるので、隣近所に気兼ねし毎晩ダンボール箱に閉じ込め、出勤前に解放する生活を強制したので無理もありません。

 そのチャボ達が子どもにチャボ丸、チャボ子と名付けられ、子ども達の手から餌を食べる、背中を撫でようが抱こうが平気な鶏に変身していて心底感激しました。『生きるということは変ることだ』と言われた大先輩の言葉が浮かびました。

 子ども達に『この1年で変ろうね』と呼びかけましたが、子ども達の変化向上に責任をもつわれわれ教職員が、チャボを変えてくれた子ども達に負けないよう頑張ります」

 鶏好きな子ども達が鶏を優しくしてしまうのは、昔も今も変らないらしい。

2008年3月15日 (土)

晴れた日に

 10時から家で老人会の三役会を開いた。来月の総会に向けての準備を話し合う。

 午後からTさんの告別式に参列する予定があるので、討議するメモ用紙を準備したが、年と共に記録が出来なくなる。口を使えば手が動かない、手を動かすと脳が止まる。

 正午前に終わった、間にあった。

 Tさんは、一人暮らしの89歳のおばあさん。耳が遠く、腰が曲がり二つ折れの身体でも、老人会や福祉部のふれあいサロンに、こまめに顔を出しておられた。

004  元気な時は、歌ったり踊ったり、区長と漫才をしたり、弱ってこられてからは、会場で、ほとんど聞き取れなくても、黙って最後まで坐っておられた。

 遺族のお話では、倒れる前は誰に介護されること無く、救急車で運ばれて10日であの世へ旅立たれたそうだ。

 民生委員として、又福祉委員としてかかわったTさんだが、何か超越した自由で潔い生き方をされていた感がする。地べたに坐って草引きをする姿が忘れなれない。

 地元から離れた斎場の告別式は淋しかった。遺族より少ない1ダースの参列者が見送った。

 お棺の中のTさんは、初めてお目にかかる白粉と紅をつけた死化粧で美しかった。

 南無阿弥陀仏

 

2008年3月14日 (金)

似たりよったり

 RYOとYUがDSやパソコンゲームに取り憑いていると、「え~加減にせんか!おかしくなるぞ!」と言ってしまう。

060523_12260001  でも、ジイもパソコンを起動したら、閉じるまで2時間以上かかり、それを1日に数回繰り返す。

 彼等と似たりよったり・・依存症を真剣に考える段階かも?

 ブログの更新は日によって15分~2時間と差があり仕方がない。

 問題は、お馴染みブログと人気ブログの他に、俳優のブログまで時に覗く癖だ。

 お気に入りに登録しているのは頻度順に「佐藤江梨子(流石に筆達者、キラリ光る日がある)」「田中要次(こまめ、身近に感じる)」「奥田瑛二(瑛二独談もイラストもハイセンス)」「秋吉久美子(更新は少ないが格言が・・)」「役所広司(マジメ人間ブログ)」だ。

 それぞれ食指を動かすだけの特徴があり、時間を使ってしまう。

 かつて、公団分譲住宅で暮らしていた時、隣にT映のお姫様女優OSが住んでいた。その暮らしの過酷なこと、深夜に帰宅し早朝に撮影、それも春先に水着姿らしい、親が「泥みたいに寝ています女優は体力勝負」と嘆いていた。

 そんな暮らしで、年に1・2回しかお目にかかる機会はなかったが、オーラを背にした美しさで貝になった。

 だから、俳優という多忙な仕事をしながら、よくもまあブログを続けられると感心する。

2008年3月13日 (木)

三日のおでん

 11日にMの見舞いに行くにあたり、若し口に入ればと、おでんを炊いた。しかし、無い無い尽くし。土付き大根、板コンニャク、煮込みちくわ、ゴボ天しかない。それに、致命的に調味料不足だった。だし昆布と白だしと砂糖と醤油とめんつゆぐらいしかない。

 でも、意地になり、それ等を使って煮た。案の定、ボケたおでんで、とても持っていける代物ではなかった。

 見舞いの帰り、生協によって、味醂、酒、卵、20%引きになっている鶏のチューリップを買った。

 男の料理教室で腕を磨いたダンボは、味醂小さじ1杯半などというレシピは関係ない!

004  買って帰った品で豪快に味付け直し、(失敗してソースも少々入れてしまった)ゆで卵と焦げ目のつけたチューリップを放り込んで煮なおした。

 昨日のカレーは旨い!が定説だけど、おでんも3日目の今日食べて感激する味になっている。

 「三日のおでん」を諺にしてもよい。ひょっとして存在するのでは無いかと辞書を調べたくらいだ。

 長女から娘のMが夕べは鎮痛剤も飲まずに寝られたとのメールで気分爽快。

 残念ながら、美味なおでんはコンニャク・ゴボ天が一つずつしか残っていない。

2008年3月12日 (水)

開花まぢか

 2月17日のブログ「成長格差」に載せたアマリリス、格差縮まるどころか、拡大の一途を辿っている。

006  日当たりが育ちに大きく影響するようなので、邪魔にはなるが縁側に移した。結果はご覧の通り。

 栽培セットに付いていた説明文によると、

「栽培環境により開花時期、草丈に多少の差が出てきますが生育には支障ございません」とか「商品の特性で、葉が先に出て花茎が後になる場合と、花茎が先に出て葉が後で出てくる場合がありますが生育に支障はございません」とある。

 支障はございませんの一点張り、この言葉、日本のあちこちで聞いた覚えがある?

 解ったよ!

007  しかし、葉が先に出た方には花茎のカの姿も見えない。これで花実が咲くものか?

 片やウドの大木まがいの方には、つぼみが膨らんで開花まぢかを誇示するようだ。

 アマリリスよ、この違い、あまりといえばアマリリス(あまりです)

2008年3月11日 (火)

平和のありがたさ

 9日「親より先に死ぬな!」を書いた時、24歳の孫のMが髄膜炎で緊急入院していた。

031 032  今日も見舞いに行った。幸い、一進一退しながら心配のない方向に進んでいる。MRIでもCTでも異常なかったそうだが、明日もう1度、髄液をとって検査するらしい。

 昨夜は東京大空襲のTVドラマに釘付けだった。ネットで予備知識をつけ過ぎたので、インパクトが必ずしも強いとは云えないし、間に挟まるCMにイライラした。

 「親より先に死ぬな!」等と云えるのは平和であってこそだと、肝に銘じた。戦争だったら、嬰児であろうが、胎児であろうが、青年壮年を問わず、親より先に死んでいく。

 わんこさんもyoukoさんも、昨日のドラマを100%観ていなかったら、是非「きっこのブログ」を読まれるのをお勧めする。

 この歳になっても知らなかったことが多すぎた。

 戦争で司令官によって戦略が天と地ほど変る、カーチス・ルメイが無差別爆撃でJAPの大量虐殺を実行させた。

 ご丁寧に、彼に佐藤栄作(ノーベル平和賞受賞者)は外国人には与えたことのない勲一等旭日大綬章を進呈した。

 その裏は、当時の防衛大臣小泉純也(小泉純一郎の親)と特攻隊の発案者の一人で戦後は航空自衛隊の指令にもなった自民党参議院議員源田実が推薦者だったそうだ。

 狂気は戦争中だけと思っていたが、そうとは言い切れない気がする。

 孫のMが早く治って、真の平和のありがたさと味わいたい。

2008年3月10日 (月)

やはり観る!

 「東京大空襲の観る?」「ウ~ン・・」カミサンに尋ねられても、曖昧にしか返事できなかった。

021  今夜放映されるTVドラマは、63年前に米軍が大量殺傷を周到に計画し、東京を火の海にした大空襲のドギュメントタッチのドラマらしい。

 正直、平和慣れ平和ボケしている身は、悲惨や残酷や不条理が世界各地で横行しても、対岸の火事であり、10万人の命が奪われた同胞のことであっても半世紀以上たったら、消し去りたい抗体ができている。

 しかし、さっき「きっこのブログ」にアクセスし、驚く内容の記事を読み、「写真による東京大空襲」へリンクしたら、180度気持が変った。

 人間は忘れることで自己保存ができる生き物だろう。

 だからこそ、反戦・厭戦・不戦の忘れてならないことを、繰り返し思い出し直視し記憶を再生する必要を感じた。

 そしてもう一つ。手を下したのは、今や各新聞で日本の政界よりも広い紙面を割いて予備選挙を報道しているアメリカなのだ。

 アメリカには戦争を早期に終わらせる大義名分があったのだろうが、本当に同胞市民を大量虐殺する必要があったのか?作り物でも今夜のテレビを観てみたい。

 天上天下唯我独尊とばかり、世界各地で自己流正義を執行している国とは、少し距離をおくのが日本にとってベターではないか?

2008年3月 9日 (日)

親より先に死ぬな!

 「身体髪膚、受之父母、不敢毀傷、孝之始也」(しんたいはっぷ、これを父母に受く、敢えてきしょうせざるは、孝の始めなり)孝経のこの言葉は中学校で習った。

 毀し傷つけるどころか、命を失ったら、不孝のドン詰まりだ。

 我が子にも、教え子にも、最後には卒業式の式辞にも、繰り返し「親より先に死ぬな」と、訴えてきた。

 親不孝だから、病むな、死ぬなと言うのは親の身勝手だ。

 でも、

004  4歳直前の可愛い盛りの長男を亡くし、その逆縁の悲嘆を味わった。

 金輪際、二度とは御免だという私のエゴから出発していることに変りはない。

 でも、

 親・兄弟・親戚・知人と忘れられない悲しい別れがあったが、子の死別とは比較にならない。

 涙は出ないし、眠りもしない、下痢が続く状態で、感情でなく肉体そのものが悲しむ。これは、経験者でないと分からない。

 自然の摂理はもっとシビアだろう、弱いものが命を失う。でも、人間社会はケモノ社会ではない。

 だから、

 老い衰えた順に死ぬのが自然だ。

 例え病んでも、親より先に死んではならない!

 

2008年3月 8日 (土)

蕎麦打ち体験

 自治会・福祉部の行事「ふれあいサロン」

 今日は隣町の施設で、蕎麦打ち体験をする。

 参加は申し込み制で、会費も一応¥500徴収、勿論実費は3倍かかるが、自治会の福祉予算と当市社会福祉協議会からの助成金で賄う。

 ウイークディなので、年齢的にも仕事の上でも身軽な方々が30数人参加された。

 二人一組で作業にかかる。純国産のそば粉300gに強力粉を混ぜた7割蕎麦に挑戦した。

 水を加えてダマにする、大きな塊になったら練り始め、仕上げは菊ねり。004写真のようにへそだしをしてから、麺棒で丸く延ばす。次は魔法のように四角に同じ麺棒を使って麺を切り易くしたところで、蕎麦の打ち上がり。

 012後は、専用の包丁とコマ板で蕎麦を切るが、これが厄介。均等に細く切るのは我々には無理!

 見ただけで「手・作・り」と分かる不揃い蕎麦が完成した。

 半分は持ち帰り、残りを湯がいて試食した。ユニークな味、何処ででも食べられる蕎麦ではない。

 私と組んで蕎麦打ち体験初めてのT翁(87歳)曰く。

 「何も気にかけていなかったけど、店で食べる蕎麦は安い!」

 寝込まれないか心配したが、皆さんと共に丁寧に感謝され、喜んで帰られた。

 福祉部員の責任が果たせた。よい日和だった。

 

2008年3月 7日 (金)

行雲流水

 癒しの間で横になる。ガラス戸の彼方の空、思いの外雲の動きが速い。

024 025  雲が生きて動く、逃げる雲、覆いかぶさる雲、姿を変え隠れる雲。見飽きなかった。

027  行雲流水の言葉が頭をかすめる。

 30年前、ここに家を建て、住み始めた頃、よく似た気分になった。

 耳元で囀る野鳥の声で目覚めた。働き盛りの私が、出勤の意欲を失った。

 子ども達が「ここは若者の住む所でない」と述懐し出て行った。

 今は、天下晴れて「一点の執着なく、ものに応じ事に従って行動する」行雲流水の身分なのに?

 流れるままに身を任せたら、老人会と気功体操クラブの会長が舞い込んできた。

 今日は、母親抜きで、RYOとYUも来ている。

 現実は厳しい。

 4字熟語は、使われる場でニュアンスがこんなに違うものなのだ。嗚呼

2008年3月 6日 (木)

転んでからでも

 最近、筋力低下を感じる場面が多くなった。膝の痛みから歩く機会が少なく、歩いてもすぐにバテる。

 最も、関係しているのは、二階への上がり降りをしなくなった事だ。

 寝室は下になったし、パソコンに触れるのも下の離れで、僅かに書斎でプリンターを使う時、二階に上がるだけとなった。

 2回のリフォームで、バリアを可能な限り取ってもらった。出入り口の段差を小さく、開き戸は引き戸に、敷居は取ってフラットに、至るところに手摺を006つけた。階段も両手摺にして、脚力が半分でも昇降できる。

 「転ばぬ先の杖」を先行投資で手にした訳だ。

 しかし、カミサンは兎も角、私にとっては裏目に出たように思う。

003 005  筋トレしたらいい!と気安く言われても、若い人と違い、追い詰められ、無理やり己を叱咤激励までしてトレーニングする気になれない。

 日常生活の中で、自然と筋肉を鍛えられるのがベストだろう。

 身辺自立している老人には、怪我を防ぐ効果はあっても、バリアフリーは考えものだ。

 RYOやYUは、バリアフリーのお陰でジジ・ババから「尻なし!」と、お目玉を食らう。彼等の家には引き戸はおろか、開き戸も僅かで、開けた戸を閉める習慣が無い。

 突然死を望んでやまないダンボには、転んでから杖を手に入れても遅くないと思う。今更、家にバリアをつける訳にもいかないが・・・・・

2008年3月 5日 (水)

♂という生き物

 「それでもボクはやってない」は恐ろしい司法の暗部を見せてくれたが、男の業(ゴウ)を振り返るきっかけもつくってくれた。

 映画の中で、瀬戸朝香演じる弁護士が言う。

 「痴漢容疑者の弁護は嫌です、男はみんな痴漢だから・・・」

 彼女は被疑者の無罪を信じ、弁護に入れ込むのに時間がかかった。

 久米の仙人より高潔になってしまったダンボは、ちょっとムッとしたが、最近乗ったことのない満員電車に乗って妙齢の美女と密着した場面を想像したら、絶対に無感覚でいられるか自信がない。

 ちなみに、Googleで「痴漢」で検索すると、ゾロゾロと被害者・加害者・傍観者・解説者の関連事項が823万件も出てくる。

005  中1の時、満員電車の中の体験は忘れられない。

 年増の女性がグイグイ身体を密着してきた。性情報に乏しく初心だった私は自分の身体に起こった変化に戸惑った。女性はそれを楽しむかのように、動きをエスカレートた。

 成人したら、満員電車に乗り合わせ、不可抗力で触れてしまった女体から心地よい感触を味わったのは事実である。要するに、行動に移すか移さないかだけで、痴漢の気持ちゼロと云い切れない♂の性がある。

 ただ、そこを踏みとどまるのが真っ当な人間だろう。痴漢行為を繰り返す犯罪者をうやむやに許すのは許されない!

 ♂を廃業した男の言い分だが、司法に望みたい。

 

 

2008年3月 4日 (火)

悪いヤツほどよく眠る

 最近、夜の9時から別居することが多くなった。カミサンは離れでBSの「アカデミー賞特集」。私は居間で連続TVドラマやドギュメンタリーを観ている。

006  時々、離れのドアを開けてカミサンに聞く。「眠ってない?」「ちょっとだけ・・」「フーン、いい映画なんだ!」

 「スターウォーズ」を上映している劇場内でカミサンが眠り込んだのは、我が家の伝説として残っている。

 先日、例外があった。

 テレビで放映された周防正行監督の「それでもボクはやってない」を二人で観た。

 「シコふんじゃった」「Shall We ダンス」等、ヒット作品の監督で、日本アカデミー賞を総なめにした映画は見逃せない、カミサンを誘って共に観た。

 期待以上の素晴らしさ!緊張感で体が硬くなった。前作も娯楽が前面にあってもワサビの効いた佳作だったが、正面から社会問題を抉って人を魅了する作品は久しぶりだった。

 しかし、絶望に近い虚脱感もあった。三権の中で司法だけは国家権力に関わりなく正義を貫いて呉れると信じていた。途中で腰砕けになることはあっても、大物政治家や大企業を追求し断罪している。

 しかし、一生に影響するかも知れないが「痴漢犯罪」の如き(軽微な)個人的なものは、とるに足りないとして、警察・検察・裁判・が権力の都合のよいように処理してしまう。

 嘘でも罪を認めたら、傷もつかず示談でことはすむと勧める検事や弁護士。起訴した以上は何が何でも有罪にしようとする検察、その為の偽証すら厭わない警察。判事も無罪にして権力に傷つけるのを恐れる。映画は凄い場面を見せつけ、嘘であって欲しいと願ったくらいだ。

 司法の闇の部分に驚き、権力の薦めるままにしたら助かる痴漢の存在で、破廉恥人間が減らない理由はここにあるのと疑った。

 観終わったカミサン。鬼の首を取ったように「眠らなんだやろ!」確かに、コックリ一つしなかった。

 「それでもボクはやってない」は、名画でありました。

 

 

 

2008年3月 3日 (月)

時代は変わった

 朝刊「ネット社会・深まる闇」を読んでゾッとした。

004  友達から、運動会前「あなたがきたら皆が頑張って練習している競技が台無しになる」とブログに書き込まれた身体の弱い女子中学生が自殺した記事だ。

 自殺の本当の理由は断定できなくても、ネットによるいじめで精神的に追い込まれたのは確かだそうだ。

 30数年前を思い出す。

 市内中心部のS小学校4年生。クラスに、頭はいいが運動の神経が欠けているのでは無いかと思われるM君がいた。

 どんぐさい彼がチームに入ったら、そのチームは競技に必ず負ける。

 ポートボール(バスケット型の球技・体育椅子にいるゴールマンにパスが通ったら得点できる)で4チームに分けリーグ戦をすることになった。

 こんな場合、私はズルイ、子どもに任せる。

 各チームのリーダーを全員から選出させ、副リーダーをリーダーに選ばせる。後は、ドラフト制だ。指名が遅れる子どもにとっては針のむしろだろうが、体育も国算理社も図工も人の能力の一部に過ぎないと、皆に浸透させた自信があるので、意に介さない。

 M君が後数人というところまで残ったのは当然だった。その時、ガキ大将リーダーのMU君が仲間と相談してM君を指名したのだ。

 クラスに軽いどよめきが走った。

 放課後残って、このチームはM君にシュート専門の特訓をしていた。

 リーグ戦が始ると、彼のチームは連戦連勝だった。M君はゴール近くから動かない。そして、パスされたボールは確実なシュートで得点していた。

 結果は優勝!彼等と同じくらい感激したので、こうして時を越え思い出せる。

 私は、子ども達に教えた以上に教えてもらった気がする。

 それにしても、自殺した女子中学生の取り巻く環境との違いはどうだろう。

 昔の教師で、つくづくありがたかったと思う。

 

2008年3月 2日 (日)

わけのわからん恐怖2

 「敵の国といえば???北朝鮮?」

 「フン他に?」

 「そーやなー、中国?ロシア?」

 「他にない?」

 「・・・・?・・イラン・イラク・パキスタン?????」

 「本気で日本攻めるやろかな~?」

 「そら、わからんけど・・・」

 「何処の国も日本が無かったら困る国ばっかり違う?」

 「・・・・・・・」

 「どの国も日本と貿易せなんだら、国の経済やってけへんで」

 「そらそうやろな~」

 「耐久消費材でも科学技術面でも日本の助けの要る国ばっかりやろ?」

 「・・・・・・・・」

 「恐い国いうたら、アメリカやカナダやオーストラリアと違う?日本への穀物輸出禁止したら、日本は半年もたへん息の根止めるの簡単や」

 「そんな事、せーへんやろな(マジの心配)」

009 ・・・・・・と、二人の時事放談は続いたが、デメリットが大きすぎて日本を攻撃するリスクを犯す国は見つけられなかった。

 一方、ブッシュが無頼国家呼ばわりし不倶戴天の決意を世界に表明していた北朝鮮で、ニューヨーク・フィルファーモニーが演奏会を開いて大好評。こちらは開いた口が塞がらない。

 それでも、日本は律儀に敵性国家と仮定してセッセと軍備を整えなければならないのだろうか?

 調べてみれば、日本の軍事費は、アメリカ・中国・ロシアに次ぐ世界第4位。ダンボのような庶民には、見えざる敵に向かって、年間4兆8千億強の税金を投入するのは如何なものかと考え込んでしまう。

 南北格差・経済格差・世界の貧困対策に使って、世界でどの国が滅びても日本だけは残って欲しいと慕われる国にしたら、核兵器にも負けないのではないだろうか。

 それでも、国は防衛予算を大幅には減らさない。

 下司の勘ぐりで、必要な道路の為でなく道路工事の為のガソリン税と云われているように、民と国を守る為でなく、民と国を守る産業・官僚・族議員を守る為の防衛費ではないかと疑ってしまう。

 

 

2008年3月 1日 (土)

わけのわからん恐怖

009  護衛艦あたごの事故が尾を引いている。

 交通事故では、大きい乗り物の方が分が悪い。今度の場合、あたごが「ちょっくらご免なすって」と、もみ手をしながら、通ったのではあるまい。自動操縦だとか、艦長仮眠中だとか、むしろ逆の通り方をしていたように思える。

 でも、化石人間は、ついつい70年前に歯車を戻してしまう。

 昔なら、大日本帝国海軍軍艦が、国を守る崇高な任務についているのに、恐れ多くも天皇陛下からお預かりしている大切な軍艦に傷をつけたと、遺族に謝罪を要求するかもしれない。

 亡くなったお二人と遺族の方はお気の毒でならないが、責任者の免職・辞任と、事故を起こしたイージス艦を欲しがる国は山ほどあるだろうし、傷物の中古でも、装備付きで150億には売れるだろうから、それを補償に当てるように頼んだらどうだろう?

 「国民の生命と安全を守るべき護衛艦が事故を起こして・・・・」とか何とか国会の論戦の中か謝罪会見中か、寝ていたのでハッキリしないが、小耳に挟んだ気がする。

 昨日、朝食を摂りながらカミサンに聞いた。

 「護衛艦は国民の生命財産や安全を守ってくれているそうやけど、何から?」

 「うーん、テロ・・・・災害・・・・」

 「成る程、でも災害救助にはイージス艦合わへんやろ、テロは何時何処で起こされるか分からんで、あんな仰々しい武器備えたの要るのかな~?」

 「敵や!」

 「何処の?」

 「そら、外国の!」

 「何処?」       --  つづく  --

 続きは明日に回して、共に考えて欲しい。

 あまたの仮想敵国をつくり国民に恐怖をもたせ、国家予算を69%(昭和12年)も投入し、軍備を拡張し、破滅への道を歩んだ日本の歴史があるからだ。

 @マイブログへのアクセス件数、遂に20000件を突破しました。書く限りは、沢山の方に読んで欲しいです、正直嬉しいです、ありがとうございます。

 気がかりはカミサンに「ダンダン裸にされるみたいでイヤヤワ」と云われることです。でも、めげません。

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