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2007年10月31日 (水)

イスラエルとは?

 昨日は苦労して記事を書き、送信ボタンをクリックしたら、メンテナンスの最中で全部パーになった、気抜けしたが似た記事を書く。

 私にとって、イスラエルは不可解な国だ。戦後間もなく読んだ本「栄光への脱出」は強烈だった。祖国を持てなかったユダヤの民がやっと念願を果たし国作りを始める、入植地(キブツ)での苦難は、周辺のアラブ人の残虐な迫害で何倍にもなった。

 屈することなく立ち向かうイスラエルの人々に同情し、反動でアラブ人を野蛮で残酷と軽蔑した。

 ユダヤ人は世界の経済・学問・文化を牛耳る優れた人物を輩出しているし、尊敬の念もあった。

 しかし、所詮遠い国の出来事で忘れてしまっていたが、4次に亘る中東戦争の頃からオヤッと思った。圧倒的な軍事力で勝利したのはイスラエルだったから。

 先日の新聞に、小さく「空爆のシリア施設、北の核施設と類似」の見出しの記事があった。無論、空爆したのはイスラエル空軍だ。危険と思う施設は他国であっても領空を侵犯して攻撃できるのだ。

 昨日も「空爆で監視体制台無し」と、国際原子力機構がイスラエルを批判した記事が載った。国際原子力機構はシリアと平和的に疑惑を解明しようとしていたらしいが、情報はアメリカとイスラエルが独占し努力を水の泡にしたようだ。

 国連の機関も無視してイスラエルは武力行使できるのだ。

 何故、こんな国になったのだろう?  アラブ側のテロとその報復の連鎖がモンスターにしてしまったのだろうか?

10303_001  謎の一部が「お節介なアメリカ」で解けたようだ。

 イスラエルの軍事特派員ベン・カスピットは「イスラエルは軍隊をもつ国家ではなく、国家をもつ軍隊」と表現している。さらに加えるれば、この国は、歴史上類を見ない規模で世界を支配する軍事大国アメリカの、事実上の付属部隊である。

 地球上に第2・第3のイスラエルが誕生しないことを祈りたい。

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