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2007年10月20日 (土)

日本舞踊

 午後から大阪の国立文楽劇場へ行った。知り合いの踊りのお師匠さんから招待券を頂いたからだ。

Ca380026  お師匠さんの先生が主催する会だが、お師匠さんと教室のお弟子さんがプログラムの3分の1を占めていた。

 正直な話、私はお師匠さんと知り合いになり、発表会の撮影を任されるまで、日舞に偏見をもっていた。踊りそのものも、家元制度や、公演会の賑々しさも好きではなかった。

 撮影を初めてから、もう15年を越える。眼でも、ファインダーを通しても、録画を再生しながらも、日本舞踊を繰り返し本当に見ることになって偏見が文字通り偏っていたのを悟った。

 踊りは、国や流儀が違っても人の心を動かす力は変わらない。

 自分が気功を始めて、ゆっくりした動きにどれだけ筋力が要るか分かったし、お稽古を見学しながら、重い着物の裾の中でコサックダンスまがいの足の動きのあるのや、体操選手のような平衡感覚や柔軟性が要求されるかと思えば、扇子を徳利や襖や笠や三味線の撥等にする技術も教えられた。

 出演者のほとんどは、30歳以上若い役を踊っている。上手はそれを違和感なく見せるのが素晴らしい。

 ただ、プロとアマの格差は如何なるものにも存在する。感じ方は人それぞれでも、観客の頭が動かず会場の私語が消え、皆が舞台に吸い込まれる芸はそんなに多くない。

 かつての私のように日本舞踊に馴染めない人は、1度凄い芸に出会って欲しいと思う。

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コメント

私もその日会社の友人と朝(開演時)から国立文楽劇場にいました。友人の先生の踊りが終わった時点で午後7時過ぎ。最後まで見たかったのですがそこで帰りました。それで思ったのが、もう少し早く終了するようにプログラムを組んでくれたら、ということでした。というのも6時頃までは結構人がいたのに7時にはかなり減っていたからです。帰った人の中には最後まで見たいけどあまり遅くまでは外出していられないという人もいたのではないでしょうか。踊り手だって観客が多いほうが踊りがいがあると思うし、開演の午前11時の時点ではほぼ満席だったのだから、なんとかならなかったのかと思った次第でした。

mayaさんみたいに忙しい人が、あの劇場に往復の時間を入れ12時間滞留したとは驚きました。お師匠さんには、必ず伝えます。確かに、後の二つのプログラムは、成る程プロだ!と納得できる舞台でしたから勿体ないですね。公立でも文楽劇場の使用料は安くないから盛り沢山になるのでしょうか?

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