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2007年7月11日 (水)

野辺送りの風情なし

 昨日はココログの緊急メンテで、投稿できなかった。お陰で義姉のお通夜の疲れを癒すことができた。

 今日の10時から、京都の北ブライトホールで告別式があった。流石は大手の葬儀社だ、司会もアシスタントも淡々と式を進める。悲しむのは会葬者で進行役は感情に流されない。それに比べ、わが町の葬儀社は何でも大袈裟、会葬者にこれでもかこれでもかと悲しみを押し付ける。司会者なんて無声映画の弁士さながらである。

 出棺に際し、兄は葬儀社からサンプルとして見せられた会葬者へのご挨拶を開いていて心配したが、義姉の2年8ヶ月の闘病を看ながら変わった自分や皆様から頂いた好意や援助に深くお礼を自分の言葉で述べたので安心した。

 京都中央斎場は、お日柄がいいのか?大混雑である。次々と到着する霊柩車に貸切タクシー、それを、手際よく案内し、降りた所が火葬する釜の前になっている。一瞬、ジャンボが並んで離陸を待っていたシカゴ空港を思い出した。

 型通りお別れのセレモニーがすんで、義姉は荼毘に付された。

 待ち時間は余りなかった驚くほど早かった。今までより高温で焼くのだろう義姉は寝たきり状態が長くなかったので、骨はそんなに弱っているとは思えないのに、拾骨する鉄板の上の遺骨は散り散りで寝ている姿とは程遠い。葬儀社社員の説明が無かったら何処の骨か分からないのが多い。

 やれやれ、世の中全て能率化、合理化・・・野辺送りという風情は全くと言えるほど無くなった。それぞれの胸に残すより仕方がない。

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