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2007年7月19日 (木)

重過ぎない?

 村上ファンドの村上世彰被告に東京地裁が、懲役2年罰金300万円追徴金11億4900万円を言い渡した。聞いた途端「重い!」と思った。罰金や過去最高額の追徴金ではない。そんなもの、どうせ悪銭身につかずで今までの不当な儲けを吐き出したらいい。問題は執行猶予なしで2年の刑務所暮らしを言い渡されたことだ。

 何故かといえば、彼の犯罪に怒りや義憤を感じないからだ。裏取引や談合で手に入れた情報で、株価を操作し大儲けするのは確かに違法だろう。でも、株とか投資などは無縁の私(カミサンは別)には、何をして彼が儲けても痛くも痒くもない。判決文に「一般投資家を欺き、証券市場の信頼を著しく損なった」とあるが、もともと投資というのは、諸々のリスクを覚悟してするものではないの?スマートに近代化しても根は丁半の博打じゃないの?

 判決文に「倫理性の欠如」とか「強い利欲性が認められ、強い非難に値する」ともあった。冗談じゃない。反倫理や利欲性で懲役2年なら、金の亡者を苦しめた被告より、庶民の血税を猫ババして、5年いや10年、いやもっと!無期懲役に値する政治家や高級官僚がわんさといるではないのか。

 村上被告はケチだったの?思い切り金権政党に政治献金しとけば、こんなことにならなかったかもね。

 最高裁の判決が出るまで長々と、欲の世界の陰の姿をみせて欲しい。

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コメント

私には村上・堀江両被告の何が悪いのかよくわからない。ただ言える事はお金があれば何でも願いが叶うという今の風潮を彼らが代表していて、またそれを実行する能力があったということではないのだろうか。そして利殖のために彼らにお金を預け、夢をみた人達がいた。まぁ、堀江さんは自分の会社を大きくみせ大勢の人達を信用させ儲けようとしたのだるから悪いといえば悪い。しかし、あの時の内閣もマスコミもそれに加担していたのではないかと思う。さんざんもてはやしていたではないか。まだ30そこそこの若者をあそこまで昇らせてしまったのは彼らの責任でもあると思う。小泉さんもアメちゃんに媚びへつらい村上さんたちも外資の力を借り日本の会社組織を混乱に陥らせた。美しい日本というなら日本に誇りが持てるような国にしてほしい。アメちゃんが日本人に悪いことをしてもさっさと身柄をアメちゃんに渡す国が果たして国民を守っているといえるのか。ロシアが北方領土で拿捕されてもロシアの言いなりの国のどこを取れば誇りがもてるのか。今日田中真紀子議員が阿部さんのことを`「あれだけの家庭教師がついてあの大学なのだからアホなんですよ」という内容のことを言っていたが(これは言い過ぎだとは思うけれど)やっぱりぼっちゃんにこの国の将来は任せられない。どうすればこの国がよくなるのかと頭をなやませたことがあるのだろうか。岸信介さんの亡霊が乗りうっつているとしか思えない。

早速cookieさんのコメントを頂きありがとうございます。流石に若いですね~真正面から熱いコメントですね~
 昔を偲んで羨ましいですよ。私もcookieさんよりラジカルで激し易い時代がありましたし・・・・
 今ではすっかりどんな事でも斜めに見る癖がつきました。
 同じボランティア仲間として、残り火を大火災にしてもらおうかな?

村上氏の今回の判決を新聞で読んだ時、重いとも軽いともあまり思いませんでした。
しかしながら「製造業の従業員を長年やってきた人間」としては、もっと重くしてもらっても結構、というのが私の考えです。
重くしてもらって、本音は目先の自分だけの儲けだけのために株主になったに過ぎないのに「会社は株主のもの」という名分の元に物作りの現場に手を出し口を挟もうとする輩が続出するのを抑制して欲しい。
「人が物を作る」という業種においては経営者は「従業員の給料」のことを露骨に「コスト」とは言いません。「人件費はコスト」とは言っても。
製造業では、経営者か株主が自分で物を作らない限りは、従業員が動かなければ何一つ出来上がっては来ないから、あからさまに従業員を怒らせたりやる気を失くさせたり出来ないからです。
私は「会社は株主のもの」という村上氏も堀江氏も、実際に人が動かなければ商売にならない業種には手を出すべきではなかったと思っています。
我々は物を出来る限りちゃんと作っていくのだから作りもしない(作れもしない)人(株主)は黙って出た配当を受け取っていればいいじゃないかというのが、古いと言われようとも「製造業で物を作る人々」の思いではないかと考えます。

「金の金による金のためのファンド」その頂点でマネーゲームによって巨万の富を得た村上なる人物は大嫌いです。
 10年以上前にアルビン・トフラー著「第3の波」に、これからの世の中を支配するのは情報だと読んだことがあります。ファンドは世界経済の情報をはじめ、金儲けのためのあらゆる情報を収集し、利用している最先端の虚業でしょう。彼らにとっては企業は儲けの素材に過ぎず、従業員などはコストが安く面倒な人間関係など不必要な産業ロボットに交換したいと思っているでしょう。
 といって、彼に重罪を科したら経済事犯でも死刑にする中国や、巨大化した経営者を国外追放するロシアと変わりありません。
 不当に得た財産は全額徴収し、実刑でなく懲役3年(執行猶予がつけられる最高?)執行猶予5年(?)ぐらいにして、反省を促し社会に奉仕させるのが妥当だと思います。
 1次2次産業に従事する人たちにとってはファンドの餌食にならない経営感覚・経営者が最も必要でしょうね。

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