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2007年5月24日 (木)

愛について

 直ぐ80歳に手が届く者が投稿するテーマとしては気恥ずかしいが、勿論理由がある。

 一つは昨日の葬儀で、出棺の折、故人のご子息が会葬者に述べたお礼の言葉。父親に対する敬愛の念に溢れていて、清々しく心に沁みた。

 二つ目は、夜に見たテレビドラマ、「バンビーノ」大袈裟で、長ったらしいところがあっても、マンガを見る感覚で楽しんでいる。調理人を目指す主人公が、ホールの係を命ぜられる、失敗しながらスキルを磨き自分では完璧にサービスできたと思ったら、主任から愛が無いからダメと指摘される。

 改めて「愛とは?」を振り返る気になった。

 若い頃、「日本には恋はあっても、愛はない」と、読んだ記憶がある。作家の名前は忘れたが、男盛りだったので「確かにその通り」と、全面的に肯定していたから言葉は覚えていた。日本は、愛に宗教的な裏打ちがないからと合点したのだろう。

 愛といっても多種多様だ。試しに電子辞書の広辞苑を使い、逆引きで愛が後ろにつく熟語を調べた。

 ざっと数えて、55あった。「自己愛」「自愛」「他愛」「友愛」「博愛」「慈愛」「性愛」「情愛」「母性愛」「人類愛」「隣人愛」「教育愛」「郷土愛」「同性愛」・・・・愛する対象によって様々なのが、馴染みの熟語でもこれだけあり、愛し方愛され方でも「純愛」「切愛」「盲愛」「畏愛」「敬愛」「渇愛」「求愛」「純愛」「偏愛」「溺愛」・・・・と限りが無い。

 中には、好ましくない対象に強く執着する「貪愛」(トンアイ)とか、ひとあしらいを「人愛」(ニンアイ)とか、特別に愛することを「嬖愛」(ヘイアイ)と言うそうで、訳が分からなくなる。002_8

 要するに、人類は(東洋人だけかも?)愛については欲張りで、幅広い表現で本質を探ろうとしたのではなかろうか?(何でもないことをわざわざ難しくしているみたい????)

 関係なくなった愛もあるが、棺おけに入るまで、愛し愛される人間でいたい。

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