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2007年3月 6日 (火)

14年前のイギリス旅行 12

ふれあいの旅-イギリス ⑪

ロンドンでの最後の一夜を、TM君が企業割引もあるから是非思い出にと勧めたホテルにしました、その名は「モントカーム」、1992年昭文社発行のエリアガイド「イギリス」に、LONDONハイクラスホテル名鑑のトップに載っている有名ホテルでした。(ニッコー系列に入って現在は4つ星)

ポロシャツに綿パン、スニーカー履きで3日間を過ごした私達はかなり薄汚れていました。「こんな所に泊まるのか?」と半信半疑で近づい6_010た私達に、制服に身を固めた威風堂々のドアマンが「good afternoon Sir」と、重厚な戸を開けてくれました。私がSONYのビデオカメラを手にしていなかったら、開けてくれたかどうか疑問です。

ロビーはゆったりした部屋に、何組かのテーブルと椅子が置いてあるだけで受付カウンターがありません。壁に目立たない窓があり、その向こうに上品な年配の男がにこやかな笑みを浮かべています。ここしかないと近寄って「ジャパニーズ スタッフ プリーズ」と頼んだら、三十路の日本女性を呼んでくれました。チェックインの手続きが、アンチークな椅子に座って始まった頃から落ち着かなくなりました。折りしも、着飾った金髪女性がタクシーで乗りつけ、ポーターに2個のスーツケースを持たせて横切ります。T.P.Oを間違えた悔恨の念に追い討ちをかけたのが、ホテルスタッフのサービスでした。

本に『アメリカ式サービスはスペシャリスト型。イギリスは召使型で、ホテルサービスを使いこなすには、それ相応の経験と投資が必要』と、ありますがその通り。客であれば、どんな服装でもホテルマンは礼儀正しく慇懃です。丁重に扱われるほど、それなりの準備を怠ったのを後悔しました。

空模様が怪しいのに、散歩に出かける私達にドアマンが「ちょっとお待ちを」と、モントカームの派手なマーク入りの傘を貸してくれました。キーを部屋に忘れて困っている私達を、通りかかったスタッフが、はにかんだ顔で「スペシャルキー」とポケットから取り出したマスターキーで開けてくれました。

豪華な部屋で、分厚いバスロープに包まって、日本のBS放送を見て、昨日に比べたら天国に匹敵する夜でしたが、何故かジョージアンホテルを懐かしく思い出しました。

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