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2007年3月 1日 (木)

14年前のイギリス旅行 7

ふれあいの旅-イギリス ⑥

列車の延着で、ロンドン・パディントン駅に着いた時は、昼間の長い6月でも流石に薄暗くなっていました。急ぎ、昨夜TM君とロンドンの大きな市街地図で印をつけておいたホテル探しです。

TT君が決めたのは、ストリート・ジョージアズ・ドライブ35番地のジョージアン・ホテルですが地図に通りの名前がありません。ドライブのついていないジョージアズ通を見つけて35番地の見当をつけてマークしました。充分調べたので自信満々、まっすぐ目標地点に到達したのにホテルが見当たりません。うろたえて、レストランのウエーターや通りがかりの娘さんに「ジョージアン・ホテル?ジョージアン・ホテル?」と尋ねるのですが、さっぱり要領を得ません。丁寧に教えてくれた道筋をたどると元の場所に戻ってしまいます。

同じコースを歩いて3回、1日中使った足が痛くなるし、腹は空くしで、夕日と一緒に気分も沈んでいきました。勝手に列車を換えた私のせいだと家内の嫌味が極限に近づいた時、散歩中の中年夫婦に出会いました。「プリーズ」に力を込めて道を尋ねると、私が握り締めて皺だらけになった地図を貸せと云います。そして、「ユー ヒャー」と現在地を指差し200メートルほど離れたジョージアズ・ドライブ通を教えてくれました。ドライブを軽く見たのが失敗のもとでした。でも、失敗は成功のタネになります、以後、場所を尋ねるには、その国の地図を見せる癖がつきました。

ホテル玄関に夫婦が爆発寸前状態で到着し、階段下のカウンターでチェックインしましたが、ホテルとはいい難いツーリストハウス(民宿)でした。救われたのは、応対したのが爽やかなハンサムで家内も仏頂面はしていられません。がしかし、彼の口から告げられた部屋は無情にもダブルの4階。4階は日本式でいう5階、勿論エレベーターはありません。「エッー」と落胆と不満の声が二人の口から漏れ、せめて部屋をツインにして欲しいと頼みましたが、気の毒そうな表情で「ノー」。荷物をフロントに置いては?と、親切に言ってはくれましたが、荷物といっても着替えを入れたリュックだけなので断り、重い足を引きずって階段を登りました。低い天井の屋根裏部屋へ入った途端、きしむダブルベッドに二人ともひっくり返りました。

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コメント

お疲れ様!でもすごくわかります。私たちも何度かロンドンに行きましたが家族5人貧乏暮らしでしたからいつもB&Bの安ホテルでシャワーのお湯が途中で水になったり、部屋が臭かったりと今では笑い話ですが当時は閉口しました。12年前夫の両親(80歳と75歳)を連れて再びイギリスを訪れたときはちょっとましなホテルに泊まりましたから3人でゆったり泊まれ、「お金を出せばこんな所にも泊まれるんや」なんて変に感心してしまいました。    テキストを変えたら入力出来ました。アドバイスありがとうございました。

TM君とドライブした時、湖水地方のボーネスでB&Bに泊まりました。ベッドはまあまあでしたが、シャワーとトイレは共同なので、ちょっと辟易しました。TM君は、飛行機はファーストを使う会社の偉いさんで、レセプションもないようなホテルは泊まったことないと、こぼしていましたが、初体験の好きな私は結構喜んでいました。

旅行記、楽しく読ませていただいてます。DVDで見せていただいた時も旅行に行った気分になれましたが、文章で読んでも、また行った気分になれました。詳しく書いてくださってるのですごく良くわかります。DVDとはまた違った感覚です。プリントアウトして本のように残しておきたいものです。

Keiさんのコメントで、そうだプリントアウトして保存しておこうと思いました。元は旅行の後で書いた原稿ですが、ブログに載せるには書き足したいこともあり、新規にワードでファイルを作っています、原稿見ながらのと、記憶を辿りながらの作文とがあり、締め切りに追われる作家並みの毎日です。

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